抽象化
前に「ハッカーと画家」って本を読んだときにも、抽象化って大事だなー、抽象化して自分の中に落とし込む能力ってのは重要だなー、って思っていました。
- 作者: ポールグレアム,Paul Graham,川合史朗
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2005/01
- メディア: 単行本
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最近になってさらにその考えが強くなってきました。
「抽象化」の対義語は「具体化」だと思いますが、具体化、つまり特定された対象というのは、一対一でしか語れないと考えます。
対して、抽象化は抽象度合いにも依りますが、基本的に多対多の関係性が基本となるわけです。
具体化だと、同じことを繰り返すような特定のケースにはを強みを発揮するのだと思いますが、そこから外れると適用や応用が困難となる性質があるんジャマイカ。
対して、抽象化ですと前例やなんかと少しのズレや違いがあったとしても、適応しうると思います。
抽象化できるということは、イコール、対象に対処する能力も持ちうる、という前提ですが。
まとめると、現実、現場への応用や実践となると、「抽象化」できるという能力が非常に重要なのではないか、と衝動的に感じた日曜の昼下がりでした(笑)
誰か、新書で「抽象力」とかのタイトルで出版したら売れそう(笑)