床屋問題
5kmちょいだけジョグしてきた。
気温が高いので、暑い!
1. 最寄りのコンビニは?
2. 最寄り駅までの経路は?
3. 新たにどこの床屋に行く?
最初2つはでっち上げましたが、床屋ってだいたい同じところに安定して通いますよね?
女性が美容室に行くときはまた違って新しいところにばかり行く人だったり、同じところに通ったりといくつかのパターンがあるようですが。
男性の床屋はおそらく同じところに通うパターンが八割くらいを占めるんじゃないでしょうか。
思えば、社会人になりたての頃、引っ越した先の新居(と言ってもボロボロのワンルーム)から「さて、どこの床屋に行こうか? そもそも床屋があるんかな?」とかなんとか思いながら周辺を散策しまくってやっとの思いで見つけた良さげな床屋。
月に一度くらいのペースで通いました。
担当の男性は店長で同い年。
ちょっとしたチャラさがあるものの、基本気さくで根は真面目そうなイケメンな方でした。
通っているうちにお互いのことも少しずつ話すようになり、実家が田舎だったり、お母さん思いだったりと人の良さが見えてきて、安心して通っていました。
そんなある日。
僕は基本、一人暮らしでも新聞をとるんですけど(営業に押しかけられて根負けするため)、何気なく朝刊の社会面を読んでいたんですわ。
そしたら、ちょっと田舎の駐車場で女子中学生に五千円を渡して淫らな行為をして逮捕された、という記事が載ってたんですね。
「ふーん、へー」と読んでいったら何か僕の担当の理容師さんと同じ出身地で同じ年齢で同じ名前だったんですね。
世の中珍しいこともあるもんだな〜、と。
いやいやいやいや、あれ?
あの人がやったの?
いやいやいやいや、そんなことやるような人じゃなさそうだし。
むしろ、俺がやって逮捕されたとしたら、「アーヤッチャタヨー」と、周りも納得でしょうけど。
あの人はないわ。やるわけないわ。
そう信じて疑わない僕は、月に一度のペースを守って床屋に行きました。
店長さんはいませんでした。
「あ、今日は休みなんだな」
と思ったら、
「今回から担当を変わらせていただきます」
と違った男性に担当が変更になりました。
めちゃめちゃ気まずい雰囲気が店中に流れていたのを覚えています。
そして、今日。
新天地で、新たな床屋に飛び込んできました。
「今度の担当は淫行とかで逮捕されませんように」
女性の担当者でした。
3日後は僕の誕生日なので、何かスペシャルラッキーなことでも起こるように期待しまくっておきます。
……四捨五入したらアラフォーの年齢じゃないか。
来年度から本気出しまくります!