そうか、もう君はいないのか。
久々に札幌のパン屋、どんぐりに来ました。
そもそもこのブログはパン屋どんぐりを崇拝し、褒め称えるために始めたものでした。完全に忘れてましたけど。
で。で、ですよ。
ボクのモストフェーバリットパンである、つまりチョーお気に入りブレッドである「くるみレーズン」がないじゃないっすか。
一瞬、というか2分くらい探しちゃいましたよ。
なにかの間違いじゃないかと。
でも、なかったんです。
くるみレーズンが。
本来、くるみレーズンがある場所には違うメニューのキャラメルヘーゼルナッツ的なパンが並べられていました。
が、くるみレーズンはないんですよ。(しつこい)
本当に信じられなくて、信じたくなくて。
「すみません、くるみレーズンは……?」と店員に確認して、「あ、今日はお休みをいただいております〜」的な回答を期待しちゃいますけど、
「くるみレーズンは……退職いたしました」とか。
微妙な間を置かれてそう告げられたら、こっちも察するしかないじゃない!!
認めるしかないじゃない!!
くるみレーズンがいなくなったという事実を。
たしかに、「いつも食べてるから今日はいいか」と他のパンを買ってしまったり、「なんか今日は買わなくても良かったかな」と思ってしまったり、「もう最初食べたときの感動はないな」とか思ってしまったりしたこともありました。
甘えですね。
いつでもそこにいてくれると。
一方的に安心して、都合のいいときだけ食べて、気分が乗らないときは平気で他に乗り換えたら、惰性のように飲み込む、そんな雑に扱ってしまったことを申し訳なく思う。
今度、店員に聞いてみます。
現実から目を背けてはいけない。