障害者スポーツ支援から学びました。
申し込んだ当初、事務的なボランティアかと思ってましたが、実際は競技者へのストレッチングやコンディショニングの対応でした。
1年以上臨床から離れている自分には……とか不安もありましたが、休む間もなく対応に追われているうちにあっという間に一日か終わりました。
対応したのは全部で6名。
最初は精神障害の方。
持ちタイムとか聞いたら俺なんかより全然速い。しかも僕が昔目標としていた札幌国際ハーフマラソンも出場したらしい。
40代後半で1500mが4:40とか速いよね。
2人目は聴覚障害の方。
初めて筆談をしました。が、問診での段取りがうまくできなかったり、しっかり伝えたいことを順序立てて伝えられなかったりと、反省しきりの対応となりました。
いかに自分が普段から言葉に頼った対応していたかを実感。
筋自体はとても良い状態で、変な張りもなく、普段からのケアをしっかりやってるだろうと思われる感じでした。
2人目からは、調子に乗って普段からのケアやウォーミングアップの方法をアドバイスしたりも。
脳性麻痺の男の子は、お母さんが常に傍にいて、普段からお母さんが全て受け答えしてしまっているんだろうな、という感じでした。
男の子は他者とコミュニケーションをとることを諦めかけてる感じもありました。お母さんが何でもかんでもやってくれるから。
なので、できるだけ、男の子に向かって話しかけて反応を引き出すようにしました。
何度か間を空けて話しかけたり、反応まで待ったり、「無視しないでよ〜」と呼びかけたり。
そしたら途中から反応して笑顔も見せてくれるようになりましたね。
すでにわかっていたつもりだったことが、「お前、全然うまく対応できてねーじゃねーか」と心の中でツッコミが入りまくることしばしば。
肌で感じて、学ぶ貴重な機会でした。
あと臨床から離れてましたが、意外と動けて安心しました(笑)