JIKOKENNJIYOKU-NIKKI【21st Century】

明日から本気出すわ。

右肩上がりと右肩下がり

非常に共感できる内容だったので、個人的なメモとして、改変引用します。

(以下、改変きて引用)
  今日、右肩下がりの方々への理学療法提供も求められるようになってきた。がん患者のターミナル、要介護5状態のターミナル等、右肩下がりへの理学療法の確立が急がれる。右肩上がりの理念と技術で右肩下がりの方へ理学療法を提供することは、犯罪に等しい行為。ある施設で理学療法士がターミナルの患者さんに一生懸命にハムストリングスのストレッチングを行い、患者さんには苦悶の表情が溢れていた。

  「QOL(いかに生きるか)」から「QOD(いかに死ぬか)」への切り替えが必要ではないか。そして、右肩上がりの代表としての「活動」、「参加」ではなく、右肩下がりの方への理学療法の評価は「安楽」、「尊厳の保持」等へ変えることが大切で、安楽のための理学療法の確立も必要。

 今一度、ターミナルがん患者のRe-habilitationはあり得るのか。言葉遊びをしているのではなく、言葉は理念を代表するものであり、その方向性すらを決めてしまう。
(改変引用おわり)
 
思考停止して、これまでどおりの対象に提供していたサービスをこれまでどおりにやっていれば、自身は安心するかもしれませんが、それは本質的にサービスを提供したことになるんかいな、と。
プロフェッショナルの在り方として、いかがなものか、と受け取りました。