自分を愛する力
- 作者: 乙武洋匡
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: 新書
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乙武さんが書いた本。
自己肯定感をテーマに、その重要性について書いてありました。
育児やわ学校だけではなく広い意味での教育に携わっている方にオススメです。
読んでいて、印象に残ったことは2点。
1点目は、筆者の乙武さんが「障害」という言葉を「障がい」とか「障碍」とかいう表記にせず、「障害」として表記していたこと。
読んでいて、「障害って書き方してるな〜」と。
僕は個人的に「障害」を他の表記にするのは嫌なんです。不自然で。
「障害」を別の表記にすることで、「障害」が特別なもの、となってしまう気がするんですわ。
「障碍」とか「障がい」と表記してるのをみると、逆差別?といいますか、今風に言うと、意識高い系が、「オレはちゃんと考えてるんだぞー」ってアピールしてるみたいな。
それらは言い過ぎかもしれませんが、「障害」そのものを際立たせてしまっているんじゃないか、と。
バリアフリーだとか、ユニバーサルっつー概念からかけ離れていく方向にしかならないんじゃないかなー、と思っています。
その言葉を語る人、使う人の立場でも異なってくるかもしれませんが。
僕の勘違いだったらすみません。。
で、乙武さんが「障害」という表記をしていたことに共感したわけです。
これこそ僕の勘違いかもしれませんが(笑)
オレこそ意識高ぇ〜だし(笑)
2点目は、成功とか失敗とか挑戦という話題について対談している部分で、「幸せな人生はたくさんの経験をしたこと」といったことが書かれていたところが印象に残りました。
中学時代の友人たちが、今冬に沖縄の那覇マラソンを機会に集まるそうです。
他の予定やら諸事情により、僕は不参加することとしたんですが、無理やりにでも参加すればよかったかな、と。
それも人生の中の経験ですしね。
まあ、今はそこまで余裕があるわけではないので、バランスをとりつつ、経験を重ねていこうと思います。
うん、きれいにまとまった(笑)