バケモノの子
http://www.bakemono-no-ko.jp/sp/
昨日、録画していたNHK「プロフェッショナル」細田守の回をみまして。
めっちゃ緻密につくってるなー
と感心しましてですね、バケモノの子を観たくなっちゃったんですね。
で、観てきました。
すげー良かった。
現在の僕としては、この映画のテーマは「自己決定による成長」と勝手に解釈しました。
映画作品って、僕の中で大きく2つに分かれるんですわ。
一つは「あ、これレンタルで見ても良かったな」or「レンタルで観た方が良かったな」です。
もう一方は「映画館で観て良かったな」ですね。
今回は後者でした。
闇が深い作品ですが、ネクラで友達も少ねーし、あんまり楽しいこともないし、どうせ俺なんて的な思考をしてる人間の腐りかけのような方で、でもでもでもちょっと救いを求めてるという方にオススメです。
この映画をみたあと、映画館を出るまでの1,2分は救われた気になると思います。
外に出て、喧騒に紛れた途端に否応なく好ましくない現実に引き戻されるのは確実ですが、それでいいと僕は思います。
一瞬でも救われた気持ちになれば。
いいんだよ!
ここからは余談ですが、映画終盤を見ながら僕が思っていたことは、これが望ましいと(国が考える)社会的な政策を地方自治体に提示したところで、結局は自治体なりそこの行政職員がやる気になる、つまり自己の意思による決定をしていかないと何にもならんな、と。
で、あれば、望ましいと考える政策を提示するだけでは不十分で、その中身を遂行できるような支援策を都道府県に示すなり助言した方が効果的なのではないだろうか、という映画作品の内容とはまったくもって見当違いな考えを巡らせていました。
とにかく、バケモノの子、オススメです!!
何の説得力もない(笑)