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JIKOKENNJIYOKU-NIKKI【21st Century】

明日から本気出すわ。

人間を超えるものを人間はあえて作るだろうか

前にも紹介したけど

チョイ読みを繰り返して、読み終えました。
コンピュータがつくった音楽が「コンピュータがつくったことを隠して」公開されると賞賛を得るのに対して、「コンピュータがつくったことを明示」すると、賞賛が得られないって逸話が興味深かったです。

我々は楽曲そのものに価値を置いているわけではなく、楽曲の評価には社会的な側面が多分に含まれている、っていう。

音楽そのもの、いや音楽だけでなく芸術系の作品とかもそうでしょうが、大多数の人たちはそのものの価値を評価する能力がないというか、それ以外の社会的な側面が影響してしまうということですな。


AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)

AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)


創造性、についての話もおもしろかったです。
創造性とはまったくのゼロから何かを生み出すことではない。
むしろ幅広い経験を通じて目撃したり学んだりしたことさまざまなこと、つまり一見すると無関係な事柄の間に他者か気づかない関連性を見出し、これに基づいて別々の事柄を一つにつなぎあわせる能力です。
なるほどー
でも、やっぱりそれができるのは

※ 天才に限る

でしょうね(笑)


全般において読みやすく、めちゃめちゃおもしろかったんですが、特に最後の筆者の私見が良かったです。

産業革命を境に、人類は力の大きさや移動速度、計算能力といった面において人間の能力を遥かに超えるマシンを開発してきたわけですが、どんなことにも対応できる柔軟な「知能」という側面だけは、人間に残された最後の砦として守られてきました。
この最後の砦さえも、あえてロボットやコンピュータに譲りわたす決断を人間は下すでしょうか?

どうするんですかね?

僕の浅い私見としては、そんなん許すわけないと思いますが(笑)

昨今のIT関連について、疎いな〜と感じている方は、本書で知識をアップデートすることをオススメします。
自分としては、これ一冊で(世間一般レベルに)結構追いつけた感があります。