先手相腰掛けぞうからの11手目一手損A4ひよこ打
こないだDSW(どうぶつしょうぎウォーズ)で6戦して5敗しました。
いやー、最近調子良かったのにな〜
振り返りをする気力がないけど、悪手を連発してしまいました。
指した瞬間に、「アーヤッチャッタヨー」って感じです。
それにしても、勝勢から自分の悪手で敗着となるのは、イヤな気持ちになりますね(笑)
まさに「勝つと思うな思えば負けよ」を体現していました。えへへ。
こういった精神面も実力のうちなので、仕方ないっすね。
どうぶつしょうぎをご存知ない方もいらっしゃると思うので、そういう方はこちらをらご覧ください。
そして興味を持った方でスマートフォンをお持ちの方は↓をダウンロードして、アカウント登録を終えた後、さっさと始めてしまってください(笑)
なんとなくはじめた僕でも、4級くらいまではスイスイいけました。壁にぶつかってもやっているうちに、なんとなくコツを掴めてくると思います。
最近になって感じる上達への一番のポイントは、「とにかく対局すること」だと考えるようになりました。
将棋の上達についても、たくさん負けることとか、たくさん対局することと聞いていましたが、どうぶつしょうぎも一緒だな〜と実感しています。
どうぶつしょうぎに関しては、「経験に勝る上達への近道なし(チョー私見)」ってことで。
ということで、以前に僕が苦手だよーって局面を紹介したんですが、
↑の局面ね。
これ、いまだに苦手です(笑)
この局面で高段者と勝負すると8割方僕が負けます。データを整理したわけじゃないけど、自分の感覚的なものとして。
なので、考えました。
「どうせ負けるなら、相手がミスすることを期待してみよう」
はい、きました。
この考え方に、僕の褒められたもんじゃない人間性が表れてますね(笑)
フツーにやったら勝てない。
けど、負けたくない。
じゃ、ちょっと変化をつけて相手のミスを期待してみようじゃないの!
思いっきり三流の思考ですね(笑)
定跡通りの進行だと、自分が定跡を把握できていないので、そりゃ負けます。
なので、自分が不利になろうとも、敢えて定跡を外して相手も知らない局面に引きずりこんでしまおう、と。
そういう狡い考えです(笑)
具体的には、以下の相腰掛けぞうの局面からですね。
相腰掛けぞうまでの進行は、いろいろありますが一例として、
▲B2ひよこ、△同ぞう、▲B3ぞう、△A2きりん、▲C3きりん、以上の5手で相腰掛けぞうに。
この局面自体が先手にとって最善ではないと解釈してますが、先行研究1)で「どうぶつしょうぎは後手必勝」と明らかにされていますので、繰り返しになりますが、こちらが先手番であるときに大切なことは、後手の対局相手の知らない局面に引きずりこむことだと考えます。
そうすることが、自らの勝利の可能性を高めることにつながるはずです。
1) 「どうぶつしょうぎ」の完全解析
んで、僕が経験する変化として多いのは、相腰掛けぞうから、
△同(C3)ぞう、▲同らいおん、△B2きりん、▲A2ぞう打、△A1らいおんで以下の局面に。
ここから先手が素直に11手目にいくと、A3ひよこ打なんですね。
で、△C1ひよこ打、▲C4らいおん
△C3ひよこ、▲B4らいおん
ここから先は、僕個人としては勝ちへの望み薄の変化しかわかりません。
したがいまして、この局面にならないようにしたいわけだ。
言い切りましたが、個人的には本当にこの局面に持って行きたくありません。
なーのーでー、この局面で、
11手目を素直にいかずに、一手損をする▲A4ひよこ打! とします。
後手必勝なので、そりゃここからうまく対応されると完敗しますが、定跡での進行になれきった相手であれば、多くの場合、手が止まります。
「あれ? 相手がミスったんじゃね? いや、なんか企んでるのか……?」
と疑心暗鬼にさせることが目的です(笑)
その後の変化は相手によってマチマチなことと、この記事を読んで対策を練られるといけないので、変化の詳細は示しませんが、相手がうまくハマってミスをしてくれると、こちらが勝ちを拾うことができます。
実際に僕もこれで数回格上相手に勝ちを拾いました。
先ほども言ったように狡いやり方ですけどね(笑)
この局面以外にも、敢えて一手損をすることによって、相手のミスを誘い勝ちを拾うことができる可能性があります。
「あー、こりゃ負けるな〜……どうせ負けるならちょっと試してみるか」
と一手損の手を指すことで新たな発見があるかもしれません。
ということで、明日から本気出してどうぶつしょうぎやるぞっ!!