俺は持っている
9月くらいにTBSで放送された番組、「石橋貴明のスポーツ伝説…光と影」
斉藤祐樹選手は甲子園のときには、本当に楽しませてもらいましたし、プロに入ってからも期待していましたが、ファンも本人も思うような活躍ができておらず、僕個人としても、「斉藤祐樹はもうダメだなぁ〜……」といった感じで、応援するというよりは、落胆して諦めた気持ちを持っていました。
でも、ここまで注目されていて結果が出せないのはかわいそうだと、今シーズンの後半は同情的な気持ちで見るようになっていました。
そこで、この番組の放送を見たんですね。
日ハム二軍の鎌ケ谷スタジアムで斉藤祐樹へのインタビュー。
で、まあいろいろとインタビューしていくんですが、最後の方で高校時代のライバルとしていつも引き合いに出される田中将大投手のことについて話題があがったんですよ。
うぉっ、すげーこと聞くな!
って思って見てました。すると、斉藤祐樹は、間があってからこう答えました。
斉藤祐樹「ん〜なんか。今こういう状況になってしまったので、自分は自分、人は人っていう感じでみてるので。それについてコメントしたくないっていうわけではないんですけど、、でもほんとにどう思うかって言われたらどうも思わないですし、自分のことでいっぱいいっぱいですね」
文字にすると、なんとも冷静な感じなんですが、この内容を語る斉藤祐樹投手の表情が、まったくセリフと一致してないんですよね。
めっちゃ悔しいのを隠している表情というか、やせ我慢しているというか、そういったものが強く感じられました。
どうも思わない、なんてね、ウソですよ。内心は悔しくて仕方ないと思います。
でも、投手は強気で負けず嫌いな奴じゃないと務まらないと思うんですよ。なので、マー君について聞かれて、「ずいぶん差がついちゃいました」とか、「力の差があって埋められないです」といった感じのコメントをしていたら、正直投手としておしまいだと思うの。
その点、斉藤祐樹投手はやせ我慢というか、「どうとも思わない」と言ってのけたんですよ!
たまらないですね〜、投手はこうでなきゃ。
その場面をみて、僕は斉藤祐樹投手を応援したくなる気持ちが強くなりました。
これはまだまだ諦めてないぞ、と。
こいつはやってくれそうだぞ、と。
カッコいいわ〜!!
ということで、来年も日ハムファンにはなりませんが、斉藤祐樹投手の動向も気にしていこうと思います。
あれ、なんだこの記事。
つ ま ら な い 、だと!?
明日から本気出す!!