JIKOKENNJIYOKU-NIKKI【21st Century】

明日から本気出すわ。

小市民

本州の方に言ったら叱られるだろうが、今日の札幌は暑い、

最近までセブンイレブンのホットのレギュラーコーヒーを飲むのがデフォルトだった私も、さすがに今日はホットを飲む気分ではない。

そんな中、車を運転中ローソンを見つけた。
衝動的に「なんか冷たいものを飲もう」と思ってしまったのである。

チャゲ&某の某の方にとって、冷たいものとはシャブを指すのであろうが、私にとって冷たいものと言えば、アイスコーヒー。ただ一つである。

暑いな〜、暑いな〜、とレジに向かい、対応してくれた若いお兄ちゃんの店員に私はこう告げた。

「アイスコーヒーお願いします」

かしこまりました、とお兄ちゃんは応じてくれ、会計金額を確認。
あれ、前に飲んだときもこの金額だったっけ、と思いながらも、消費税が上がったせいかな〜、なんて思いながら、視線を宙に泳がせていた。

お兄ちゃんが、こう聞いてきた。

「ガムシロップはいかがなさいましょう?」

ガムシロップをいかがなさいますといったって入れるか入れないかの二択だと思うが、「そのまま飲み干します」とかいう客でもいるのだろうか。

私は「ガムシロ、半分で」とドヤ顔で告げた。

かしこまりました、そう答えたお兄ちゃんの持つガムシロの行く先を眺めてみると、思わず二度見してしまった。


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「それ、アイスカフェラテじゃん!」

俺、そんなオシャレなの頼まないし!
アイスコーヒーって言ったのに、お兄ちゃんもかしこまりましたのに!

もうガムシロが半分注がれ、あとは私の手元に到着するのを待つのみとなったアイスカフェラテ。

言えない。

今さら、「あ、私がたのんだのは、アイスコーヒーで、アイスカフェラテじゃありませんよ。冷コーって言えば良かったかな、あはは……」なんて、言えない。

私は「どうもありがとうございます」とアイスカフェラテを受け取り車に戻った。

アイスコーヒーが飲みたかったのに。
アイスカフェラテが来てしまった。
俺の滑舌が悪かったんだろう。
会計がちょっと高い気がしたわけだ。

とかなんとか、不平不満を心の中で並びたてながら、仕方なしに購入してしまったアイスカフェカフェラテを飲んだ。



うまい。


次からは、アイスカフェラテを飲むことにした。

おわり。