JIKOKENNJIYOKU-NIKKI【21st Century】

明日から本気出すわ。

先手番の局面検討(DSW)

今日は3勝3敗で達成率は90.3%。
級位は2級のままです。大事なところで勝ちきれず、1級はまだまだ遠いです。。

私は、先手番のときに▲C3きりんと出ていくことが多かったのですが、その後の中でうまい変化ができず勝ったり負けたりといった状態が続いていました。

そのため、少し指し手を変えてみようと、一手目を▲B2ひよことしてさし続けてみました。その中で先手にとって感じが良い変化があったので、記録してみます。
以下の流れはDSWで1級や2級の方と対局するときには途中までの変化が高確率で固定されていますので、非常に有効と考えます。
もちろん、多少の変化はありますが、こちらが対応を誤らなければ概ね先手優勢と考えます。

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まず、▲B2ひよこのあとは、△B2同ぞう、▲B3ぞう、△A2きりん、▲A2同ぞう、△A2同らいおん、▲B3きりんで次の図となります。面白いことにほぼ同じ流れになることが多いです。


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そして、上の局面から△C2ぞう、▲B2きりんときりんを切ってしまいます。当然後手は△B2同らいおんと来るので、▲A3ぞうで次の局面です。

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△A2らいおんとかわしてくるので、▲C2きりんとあがります。その後の指し手は相手によって異なることが多いですが、おそらく後手の最善は△B2ひよこで次の局面。

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ここで先手は▲B2同ぞうとぞうを切ってしまいます。当然後手はぞうがタダですから、△B2同らいおんと来ますよね。そこから先手はひよこの連打です。まずは、▲B3ひよこと打ちこみます。

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後手は逃げの一手で△B1らいおん。▲B2ひよこ打と、ひよこ多伝で攻めを続けます。後手らいおんは△C1に逃げます(次局面)。もし△A1らいおんと逃げたら、先手はぞうがタダ取りできて優勢ですね。

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次の手がポイントです。
▲A3らいおんとあがり、「トライするぞ!」という姿勢をちらつかせます。
トライを防ぐために後手は△A1きりんを打ちこみます。

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先手はトライを諦めたかのように、▲B4らいおんと一旦引きます。後手はA筋の位を取るため△A2きりんと上がってきます。

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そこで、先手は▲C2きりんできりんを切ります!

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すかさず後手のらいおんは△同C2らいおんと取ってくるので、ここで先手に気持ちの良い手が出ます。


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▲B1ぞうと、将棋でいうところの割り打ちの銀ならぬ、割り打ちのぞうです!
これで王手、きりん取りとなります。

後手はたまらず△C1らいおんと逃げるので、▲A2きりんときりんをパックンといただきます。そこに後手は△A1きりんと反撃です。

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ここまで来たら勝ったようなものです。
▲B1ぞうとひよこのヒモをつけます。そして後手は△同B1きりんと、きりんを切ってきます。

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▲同B1ひよこと、ひよこできりんをゲットしつつ、にわとりをつくります。

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後手らいおんは△C2と逃げても、以下、▲B2きりんで即詰みとなるため、△同B1らいおんと、にわとりを取ります。


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そこに先手は▲B2きりんと打ったところで、後手はどう応じても詰みとなります。

途中の変化も多くみられ、こんなにうまくいくとは限りませんが、この流れを覚えておくだけでも勝率アップにつながると考えます。

若干ではありますが、先手番の得意局面が増えたので、これを軸に昇級を狙っていきます!